14世紀後半の明朝への朝貢以後、1609年の薩摩の琉球侵略に至るいわゆる古琉球期の実像を、新出史料はもとより中国側に記録された外交文書等を用いて、全アジア的視点から既成領分にとらわれることなく解析。琉球と明朝中国との関係を、明の対外政策・勘合貿易・琉球官生の実態等を通して解明し、海上交易拠点国家としての琉球王国の形成過程にそれらがどの様な役割を演じたのかを明らかにする。古琉球(中世琉球)の実像はいまだ多くが謎のままであり、本書はその謎の解明への大きな一歩である。これらの研究は琉球史研究の新しい方法論を提示するものであり、今後に与える影響は大である。琉球史研究はもとより、東アジア研究を志す者にとって一つの指標となるであろう。
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