編者架蔵の伊勢物語古注釈書を翻刻により公開
『伊勢物語聞書 兼如』 一冊 翻刻・解題 早川やよい
豊臣秀吉・秀次に仕えた連歌師紹巴の講釈の聞書と見られる。三条西実枝の説が中心になっているが、猪苗代兼載の『在記秘聞』など注目すべき引用が多い。
『伊勢物語嬰児抄』 二冊 翻刻・解題 磯山直子
第二冊末尾の奥書に三条西公条が紹巴に与えた奥書があるように、三条西家流の説をまとめた紹巴の説を中心に、その直門の人物がまとめた注釈。慶長の後半(1603―1610頃)の成立と見られるが、当時の『伊勢物語』講釈の実態を示す記述が多々見られる点でも注目される。
『伊勢物語聞書 諸注集成』 一冊 翻刻・解題 金 石哲
『愚見抄』『肖聞抄』『惟清抄』『闕疑抄』『九禅抄』『集註』などの現存注釈書のほか、「宗祇説」「実澄説」「師説」などを引く江戸時代初期の諸注集成。巻頭・巻尾の数丁を欠くのが惜しまれる。
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