津本 陽
1929(昭和4)年、和歌山市生れ。’78年、文明開化の時代の波涛のなかで滅びていく紀州の古式捕鯨を描いた『深重の海』で直木賞を受賞。『明治撃剣会』で剣豪小説に新境地を開く。近年は、『下天は夢か』など戦国を舞台にした長編歴史小説を意欲的に執筆し、’95(平成7)年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
明治11年12月24日夕刻、熊野灘の沖に現われた1頭の巨大な鯨に、300人もの男たちが銛を手に、小舟を操って立ち向かっていった。これが“背美流れ”と云われた大遭難の発端であり、慶長以来400年もつづいた古式捕鯨の組織“鯨方”壊滅の始まりでもあった。文明開化という時代のさ中で滅びていった人びとの絶叫と、燦爛たる愛とをドラマチックに描いた感動の長編。第79回直木賞受賞作。
评分
评分
评分
评分
本站所有内容均为互联网搜索引擎提供的公开搜索信息,本站不存储任何数据与内容,任何内容与数据均与本站无关,如有需要请联系相关搜索引擎包括但不限于百度,google,bing,sogou 等
© 2025 book.wenda123.org All Rights Reserved. 图书目录大全 版权所有