「俺たちはもう戻れないんだぜ、兄貴」弟の清志はときどきわざと淳也を「兄」と呼ぶ。そして淳也は、熱い吐息とともに囁かれるその言葉に嫌悪と愉悦を感じずにはいられないのだ…
理由もわからず凌辱されている淳也にとって、父親の会社で経理をつとめる間だけが安息の時だった。だが、突然の異動で清志と同じ営業部になった淳也はやり手の先輩に指導を受けているところを清志に咎められ、その先輩の目の前で犯されてしまう。離れたくても離れられない背徳のロマンス!
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