太平洋戦争の後半戦、勢力挽回をかけてアメリカ艦隊と死闘を演じた機動部隊。その戦いの経過を詳述し、失敗の真相をあぶり出した名著。
太平洋戦争の後半、ミッドウェー海戦の大敗を経てもなお、日本の連合艦隊は意気消沈したわけではなかった。とりわけ航空戦力の重要性を痛感した海軍は、機動部隊を空母六隻を中心とした大艦隊に再編成する。本書は、心機一転、勢力挽回をかけてアメリカ艦隊に立ち向かった機動部隊の奮戦の記録でる。
再編成された当初、南太平洋海戦を含むガダルカナル周辺の海空戦では、機動部隊は堂々たる戦いぶりを示していた。だが交戦のたびに増える損害、新たな戦闘機や人員補給の困難、残り少なくなる燃料……そして何より、戦争指導全体にわたる数々の問題点が、機動部隊を悲劇の道へと進ませていく。
元海軍参謀であり、当時の海軍の作戦指導を知る二人の筆者が、戦後まもない昭和26年(1951)に膨大な資料をもとに書き下ろした本書は、太平洋戦争を知る上での基本文献の一つであり、版を重ねて長く戦史ファンに読み継がれてきた定番のロングセラー作品である。
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