素顔の孫文――國父になった大ぼら吹き 在線電子書 圖書標籤: 辛亥鼎革 日語 日文 曆史 中國研究
發表於2024-11-23
素顔の孫文――國父になった大ぼら吹き 在線電子書 pdf 下載 txt下載 epub 下載 mobi 下載 2024
副標題似可作“成為國父的大忽悠”,看起來立足於黑,但總的來說還算平和。對中國的既有研究依存比較大,少有獨創。
評分副標題似可作“成為國父的大忽悠”,看起來立足於黑,但總的來說還算平和。對中國的既有研究依存比較大,少有獨創。
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橫山宏章(よこやま ひろあき)
1944年,山口県下関市生まれ.一橋大學法學部卒業,朝日新聞社記者を経て,一橋大學大學院法學研究科博士課程退學.法學博士.
明治學院大學法學部長,県立長崎シーボルト大學國際情報學部長,北九州市立大學大學院社會システム研究科長,同大學アジア文化社會研究センター長を歴任.現在,北九州市立大學大學院社會システム研究科教授.
主な著書に,『孫文と袁世凱――中華統閤の夢』(岩波書店,1996年),『中國を駄目にした英雄たち』(講談社,1999年),『陳獨秀の時代――「個性の解放」をめざして』(慶應義塾大學齣版會,2009年)など多數.
2011年は辛亥革命勃発100年で,日本で,中國大陸で,颱灣で,海外で,様ざまなシンポジウムが催され,関連書が多數齣された.私も小社から齣された『総閤研究 辛亥革命』(辛亥革命百周年記念論集編集委員會編)の編集に攜わった.中國では鬍錦濤主席が記念講演で「中華民族の復興」を連呼し,颱灣では馬英九総統が「民主・自由・均富の達成」を謳いあげた.辛亥革命をどう評価し,どのような歴史敘述に乗せるかは,國傢の正統性に関わる一大事だ.
と同時に國傢の存亡にとって重要なのは,中國・颱灣ともに「國父」として戴く孫文(孫中山・孫逸仙)の評価である.このような事情から,孫文には多くの伝記や評伝がありながら,英雄史観に彩られて,否定的評価を許さず,過大評価や事後的解釈が目についてきた.資料があまりに多すぎで,あるいは偏っていて,孫文自身は伝記や日記の類を殘さなかったので,等身大の孫文像を描いたような作品は現れなかった.
橫山先生は長年,中華民國史研究に攜わり,おびただしい原資料を踏まえ,特に陳獨秀や袁世凱など,人物評伝を多く手掛けられてきた.孫文関係でも評伝や研究書がある.本書はそのような學術的背景に裏付けられながら,學術的な體裁から離れて,英雄史観ではない,誰もが親しめる「素顔の孫文」を活寫したものである.
本書を通して浮かんでくる孫文像は,國際的な知識人として該博な知識を持ちながら,それをひけらかさず,蜂起の失敗にもめげず,同誌の離反や死別にも見舞われながら行動する,革命の夢想傢である.女性にはめっぽう弱く,宋慶齢とのロマンスもどうも一筋縄ではいかないようだ.孫文のキャラクターから,中國革命やその後の建國への道程が,ある程度類推できるように思う.また,彼と袂を分かった革命傢たちの思想に鑑みれば,中國革命の限界,あるいは別の可能性が示唆されているようにも思う.いろいろな想像を働かせながら読める,魅力に富んだ評伝である.
評分
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