ああ北満(寫真集) 在線電子書 圖書標籤: 畫冊 滿洲國 滿洲 滿族圖像 殖民現代性 殖民帝國之眼 東北史地
發表於2024-11-23
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北小路 健(きたこうじ けん、1913年1月25日 - 1991年10月22日)は、國文學者、古文書學者。本名は渡部 栄(わたなべ さかえ)。
福島県會津若鬆市生まれ。1937年、東京文理科大學國文科卒、能勢朝次に師事し、「源氏物語」研究を誌す。父の遺品の中から、従一位麗子本源氏物語を発見し、これを論文にする。しかし召集され、病のため除隊となるが、満州で中學教師の傍ら研究を続けた。學界でも注目されるようになり、蔵書は和本7000冊を含む13000冊を超えたが、敗戦時、ソ連兵によってすべて焼かれた。その後、長春の露天市で島崎藤村の「夜明け前」を見つけ、これを研究課題のひとつとする。
引き揚げの後も、なぜか大學教師の職には就かず、在野で研究を続ける。『夜明け前』研究の成果は『木曽路 文獻の旅』として結実し、「木曽路はすべて山の中である」に始まる冒頭部分が、『木曽街道図會』から藉用したものであることを発見した。同書で1984年、毎日齣版文化賞を受賞。また安岡章太郎が『流離譚』を書くにあたり文獻の解読を頼んできたが、北小路は安岡を説いて、現地をともに踏査した。1984年、その數奇な半生記『古文書の麵白さ』を刊行し、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。蔵書を焼いたロシヤ人らを「露助」と何度も書いているためか再刊されないが、これは名著である。
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