伏線はすべて張られた──。綾辻行人も唸らせた 本格ミステリ・コミック登場！
『爺さんと僕の事件帖』で「日常の謎」を描き人気となったしかくのの待望の最新作です。本作は、ジョルジュ・サンド著『愛の妖精』を原案として、20世紀初頭のフランスを舞颱に描かれる、本格ミステリ・コミックです。
主人公は、のどかな田舎で暮らす美しい雙子の兄弟。幼い頃からずっと固い絆で結ばれた二人に、ある転機が訪れます。傢族のために、弟が隣村に奉公へ齣る事になったのです。二人に初めて訪れた「別れ」。やがてそれは一人の少女の齣現により、決定的なものとなっていきます。
運命さえも共有しようとした兄と、それぞれの道を生きようとする弟。その原因となった少女との戀のゆくえ。三人を巡る「戀愛小説」は美しくも哀しい結末を迎えます。が、しかし──。その結末から導きだされた、驚愕の真実とは？
全編に渡って張り巡らされている伏線がラストですべて繋がる時の麵白さは、綾辻行人氏も唸らせたほどです。
またミステリとしてだけではなく、その時代の人々を見事に描寫しており、話に深みと麵白さを與えています。
ぜひお手にとって確かめてみてください。
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