松本清张

出生于日本小仓市。童年家贫，于寻常高等小学（学制为四年，接近小学五年级至中学二年级）毕业后，因经济因素而无法继续求学，便进入电气公司、印刷厂工作，开始接触社会。与此同时，他因缘际会地接触到夏目漱石、森鸥外、芥川龙之介、菊池宽等文学名家的作品，大受触动，决定投入小说创作。

一九二九年，松本清张向文学同好借阅了《文艺战线》、《战旗》等左派文学杂志，遭到检举，被小仓警局拘留侦讯了十几天，并在非自愿的情况下，遭警察搜索住家──这段受国家公权力骚扰的不快经验，成为日后松本清张笔下的重要素材，也奠定了他关心社会、取材于社会、反映社会现实的作品基调。日后，他进入朝日新闻西部总社，四十一岁时，以《西乡纸币》获得直木赏的提名；一九五三年，又以《某〈小仓日记〉传》荣获芥川赏；一九五七年，夺下日本推理作家协会奖。一九五八年，《点与线》一书发表，为推理小说界注入了所谓「社会派」的新风，「松本清张」这个名字，从此成为「社会派推理」的金字招牌，开创了日本推理小说的另一条道路。

松本清张毕生致力于写作，极尽所能地将自己的心魂融于作品之中，而他作品的题材与背景也包罗万象，横跨古代到现代，范围极其广泛，无所不包。自四十岁起执笔，直至八十二岁逝世为止，作品不只等身，而《波之塔》、《空之城》、《黑色福音》（以上皆由新雨出版）等脍炙人口的小说，屡次被改编成影视作品，至今，「松本清张」仍是书迷心中的社会派推理大师，屹立不摇。

２００９年は松本清張生誕１００年にあたり、テレビドラマの放映、映画公開など、改めて作品の魅力が見直されています。多くの製作者の創作意欲をかきたててきた清張作品ですが、なかでも傑作の誉れ高いのが、野村芳太郎監督や脚本家・橋本忍を起用した松竹のシリーズです。そこで、映画のＤＶＤに、見どころや清張作品の解説を盛り込んだ本を組み合わせたＤＶＤブックを刊行します。

５　大特色

１．清張映画のなかから、「砂の器」をはじめ、数々の映画賞に輝いた１０作を収録。原作も代表作ばかり。まさに永久保存したい映画版「松本清張全集」です。

２．清張映画ならではの豪華な俳優陣。戦後の昭和を代表する名優たちの演技を堪能できます。

３．解説本には監督や俳優が登場し、とっておきの製作秘話を語ります。読んでから見直すと、新たな発見があり、映画の楽しみが増します。

４．充実の連載。川本三郎の視点で迫る清張映画の魅力、清張番編集者として長年伴走した藤井康栄が描き出す巨人・松本清張の実像。

５．鉄道シーンや街並みなど、昭和３０～５０年代ならではの映像は、懐かしさでいっぱい。各巻の映画公開年の世相や風俗を写真と記事で紹介します。

各巻ＤＶＤ１枚＋張り込み型ＢＯＯＫ

強盗殺人事件の容疑者を逮捕するため、昔の女の嫁ぎ先を、旅館の二階から見張る２人の刑事。女は横暴な夫の仕打ちに耐えながら坦々と家事をこなしているが、ある日服を着替えて家を出る。そして…　清張ミステリ‐の最初の一作。（１９５８年公開）

監督／野村芳太郎　脚本／橋本忍

出演／高峰秀子、大木実、宮口精二、田村高廣、高千穂ひづる、藤原釜足