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发表于2024-12-23
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田村喜子[タムラヨシコ]
日本文芸家協会・日本ペンクラブ会員。京都府立大学文学部卒。都新聞社報道部記者を経て作家活動に入る。主な著書に『京都インクライン物語』(新潮社、土木学会著作賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです
大正12年に完成した小樽運河は、戦後の港湾整備と自動車交通によって衰退し、昭和40年代になると小樽運河を埋め立て、道路として整備する方針が小樽市により打ち出された。
これに対し運河の保存運動が全国規模で高まった。
市側は当初の全面埋立て計画を見直し、運河の半分の幅を残す構想案(現在のもの)を提示した。
全面保存を求める保存派と意見が折り合わないまま、昭和58年に埋立て工事が着手され、昭和61年には小樽臨港線が開通した。
運河沿いには「小樽運河ふれあいの散歩道」が整備され、現在の観光名所となっている。
二〇余年の封印
「たとえ半歩でも前進」
歴史ある街・小樽
モータリゼーション到来
小樽運河戦争の火種
守り活かす
臨港線は運河ルートに
市長の基本姿勢
観光都市の景観
「飯田構想」
マスコミを味方につけた保存派
“極悪人”の真髄
運河埋立て可決
杭は打たれた
市長リコール請求
指揮官は独断専行
小樽の活性化のために
後世に伝える「不易流行」
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