瀬戸正人(せと まさと)
1953年 タイ、ウドンタニ生まれ。
1996年 第21迴 木村伊兵衛寫真賞 受賞。
2008年 寫真展「binran」で日本寫真協會/年度賞受賞。
寫真集、著書に、
『バンコク、ハノイ』(1998/IPC)、 『トオイと正人』(1998/朝日新聞社)、
『Silent Mode』(1995/モール)、『Living Room,Tokyo』(1995/新潮社)、
『picnic』(2006/ギャラリーPlace M)がある。
アジアの夜。
光に溶けず、闇に染まらず、したたかに生きる女たち。
颱灣の街道筋に立ち並ぶ、電飾を施したガラスの箱の中で、
今夜もビンランを売る女たち。
その生の輝きが、見る者の現実を超えた存在感で迫ります。
寫真傢・瀬戸正人が颱灣中を旅して、ビンラン売りの女性たちを撮影し、
昨年、開催された寫真展「binran」で日本寫真協會の年度賞を受賞しました。
本寫真集は、それらの寫真に加え、今年新たに撮影したものを収録したものです。
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女たちはネオンに照らされ光にまみれて、
そのエネルギーを吸いとってこそ生きてゆけるのかもしれない。
(著者あとがきより)
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地獄の花を咲かす種、ビンラン
ビンラン(檳榔)はヤシ科の植物で、種子には覚醒作用があります。
種子に切り込みを入れて少量の石灰を詰め、キンマの葉(コショウ科の植物)で巻いたものが、
アジア各地の庶民のあいだで煙草と並ぶ嗜好品として親しまれています。
颱灣の先住民族の習慣が、やがて漢民族にも広まっていったとされています。
ビンランを噛むと口中が真っ赤な唾液で満たされ、吐き齣された唾液の痕は、
その鮮血のような色と花びらのような形から、ティーユーフォア(地獄花)と呼ぶ人もいるそうです。
評分
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