戦後半世紀をこえても,周辺アジア諸国から日本の戦争責任を問う声は止むことがない.いったい戦争責任とは,誰が誰に対してどのように負うのか.本書は,15年戦争における惨禍の実際をさまざまな証言・資料で明らかにしつつ,日本国家,日本国民,連合国等の責任主体に即して,法的・倫理的責任を分析した基本文献である.
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