江戸 馨

南インドの高校でシェイクスピア劇と出会い、1990年に東京シェイクスピア・カンパニーを設立。

大竹伸朗

1955年東京生まれ。画家。武蔵野美術大学在学中から国内外を巡り、美術活動を開始。

岡崎武志

編集者。立命館大学卒業。『朝日新聞』『サンデー毎日』などに書評連載。

奥泉 光

1956年山形県生まれ。作家。93年野間文芸新人賞および瞠目反・文学賞を、94年芥川賞を受賞。

鐘下辰男

1964年北海道生まれ。劇作家・演出家。87年に演劇企画集団THE・ガジラを創立。

鎌田東二

1951年徳島県生まれ。京都造形芸術大学教授。宗教哲学・日本思想史・民俗学。文学博士。猿田彦大神フォーラム世話人代表。

鴨下信一

1935年東京生まれ。演出家。TBSに入社。ドラマ、音楽などの番組を数多く演出する。現在、TBSテレビ相談役。

川崎 徹

1948年東京生まれ。CMディレクター。早稲田大学政治経済学部卒業後、電通映画社に入社。82年に(株)マザース設立。

川田順造

1934年東京深川生まれ。東京大学教養学科卒業。パリ第五大学民族学博士。現在、神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科教授。

川村 毅

劇作家・演出家。T factory主宰。戯曲『クリオネ』を05年2月ザ・スズナリ、大阪・精華小劇場で発表する。

国本武春

1960年生まれ、浪曲師。19歳で東家幸楽に入門。独自の三味線奏法を開発、ロックやR&Bに「語り」と三味線が合体した”弾き語り”スタイルを確立。

小森陽一

1953年生まれ。北海道大学文学部、同大学院文学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。

外岡秀俊

77年朝日新聞社入社。ニューヨーク特派員時代、ブロードウェーの劇・ミュージカルを観て演劇好きに。その後論説委員、編集委員を経てヨーロッパ総局長。

土屋恵一郎

明治大学法学部教授。能楽、歌舞伎、狂言、日本舞踊、バレエ、モダンダンスなどにも造詣が深く、評論活動や新作能の芸術監督も務める。

筒井康隆

作家・俳優。60年SF同人誌「NULL」に発表した「お助け」が江戸川乱歩に認められ、作家活動を始める。『筒井康隆全集』(第1期)24巻など作品多数。

永井 愛

東京生まれ。劇作家・演出家。1981年劇団二兎社を旗揚げ、作・演出を手がける。鶴屋南北戯曲賞、岸田國史戯曲賞、読売文学賞(シナリオ戯曲賞)など多数受賞。

野村萬斎

狂言師。世田谷パブリックシアター芸術監督。古典はもとより、狂言の技法を駆使した舞台を演出・出演。

藤野千夜

作家。千葉大学教育学部卒業。第14回海燕新人文学賞、第20回野間文芸新人賞、『夏の約束』で第122回芥川賞を受賞。

松井憲太郎

プロデューサー、演劇批評。80年代、劇団黒テント在籍中に制作者、批評家として活動を開始。現在はプログラム・ディレクター。

松尾スズキ

作家・演出家・俳優・映画監督。88年に旗揚げ。97岸田國士戯曲賞を受賞。01年にゴールデンアロー賞・演劇賞を受賞。

宮沢章夫

劇作家・演出家・作家・映画監督。80年代半ば、舞台活動を開始。90年以降はプロデュースユニット「遊園地再生事業団」を主宰。

気鋭の狂言師かつ舞台俳優/演出家の野村萬斎が芸術監督を務める世田谷パブリックシアター。その理論誌SPTは表紙の大竹伸朗をはじめ、多彩な執筆者や語り手が斬新な演劇論を展開する。01の特集「戯曲~ことばの持っている力」では、筒井康隆へのインビュー「戯曲の言葉に向き合う」、宮沢章夫と松尾スズキの対談「芝居のこと。映画のこと。漫画のこと。言葉のこと。」、小森陽一「「言文一致」という幻想」、川田順造「舞台のことばとしての日本語」の論考など。