日本映畫を歩く 在線電子書 圖書標籤: 電影書 日文原版書
發表於2024-12-23
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川本三郎[カワモトサブロウ]
1944年、東京生まれ。東京大學法學部卒業。『週刊朝日』『朝日ジャーナル』の記者を経て、現在、評論傢。『大正幻影』で91年サントリー學蕓賞、『荷風と東京』で97年読売文學賞受賞(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)
日本映畫の黃金時代を築いた小津安二郎や木下恵介、今井正、成瀬巳喜男らがロケ地に選んだ懐かしい風景は、いまどうなっているのだろう。
數十年の時を経て、消えかかっているかもしれない昭和20年代、30年代の日本の風景を探しに、日本各地を旅して歩いた貴重な映畫紀行エッセイ。
尾道に殘る「東京物語」
「幻の馬」の牧場へ八戸から陸奧湊
川っ子への郷愁、道誌川から下部溫泉へ
「挽歌」の霧の町、釧路
「張込み」の風景を追って佐賀から香椎、小倉へ
「ゼロの焦點」の能登金剛から「続・禁男の砂」の舳倉島へ
「カルメン故郷に帰る」と草軽電鉄追慕行
鉛溫泉から蔦溫泉へ、成瀬映畫を訪ねて
足摺岬から宇和島へ、「てんやわんや」の津島町へ
旅する楽団を追って高崎から群馬の村へ
市電に揺られて裕次郎と旭の函館へ
「月は上りぬ」のまほろばの大和
やさしく雨ぞ降りしきる「浮雲」の屋久島
かつて成瀬巳喜男や小津安二郎がみたのと同じ風景が、いまもなお殘っていた。映畫黃金時代の風景を探し求める旅は、子供時代の街や友人に會いに行くような旅でもあった--。
評分
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