本書は、かつて長く北京に住んだ橋川時雄(1894~1982)が、中国の学術界の人物やその動向について書き留めた文章を集めて一書とする。その中には橋川が戦前期さまざまな雑誌新聞に寄稿したもの以外に、未刊の報告書、また刊行はされたものの極めて限られた範囲内にしか流通しなかったものを含む。多くが新中国成立以前の学術文化と関係していることから、書名を『民國期の學術界』とする。中華民国時期の学術や文化の実情に対しては、今日必ずしも全面的な紹介や評価がなされているわけではない中で、本書は一日本人橋川時雄の眼に映じ、心に触れた民国学術界の諸側面が率直に描写された、民国期の中国学術を研究する上で、重要かつ好資料となるだろう。
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